
優しい色合いの子ども服屋さん
海岸線をドライブしながら松の木陰の小道へ入ると、まるでジブリに出てくるような白い家が緑のなかに見えてくる。子どもが遊べるサイズのかわいいデッキがお庭にあって、そこから伸びた敷石を目で追っていくと、古い年月を感じさせる木製の扉が静かに佇んでいる。もうお店に入る前から懐かしいコドモ心が湧き出してしまう、ブルーポートはそんな店だ。


オーナーの嶋村瑠璃さんは熊本から今津へ移住して9年目。アメリカや韓国でセレクトしてきた輸入子供服が店内にセンスよく並べられた様子は、店というより子ども部屋に迷い込んだよう。「子育て主婦のままお店を始めたこともあって最初は不安だらけでした。今では新作を楽しみに待ってくださるお客様や子どもたちがいて励みになっていますし、地域の皆さんと一緒になってこの福岡西海岸を盛り上げていけたらなと思っています」



