糸島サーフカルチャーの進化
2024年、福岡出身のSUP選手・深井来海(ふりがな・ふかいくるみ)さんが、アメリカフロリダ州で開催された「ICF 2024 World Championships」に日本代表として出場。U13カテゴリーで見事ワールドチャンピオンに輝いたことは、SUP業界をはじめ日本のジュニアアスリートシーンを大いに盛り上げるニュースとなった。
彼女が育った海が二見ヶ浦海岸であり、コーチを務める父・深井隆史さんが営むのがその海岸沿いに建つ「ビーチストア」だ。
深井さんは元々ローカルサーファーで、この場所に建っていた海の家を14年前に引き継いで以降、SUPをいち早く導入し、毎年大会を開催しながら、同時にビーチクリーンの啓蒙活動を続けている。「僕らの時代には僕らの海があって、娘たちの時代にはまた違う海がある。人は進化しつつ、この素晴らしい海をどう守って、次の世代に引き継いでいくのか、考えていかんとですね」



