板場越しに漁港が見える店で上質な大人の時間を堪能する
ルート54を登って北崎公民館を過ぎてすぐ、右手の小道へ入って唐泊集落へ向かう海沿いの道に、ひときわ凛とした平屋の日本建築が見えてくる。ここが糸島半島の鮨の代名詞といえる空(くう)だ。
長い一枚板のカウンターに座ると、目の前にパノラマの唐泊漁港が広がり、牡蠣船や釣り船の往来を眺めながら料理を楽しめる。人気はお昼のランチコースで、前菜から始まって鮨が10~12貫、素材や技は本格派だが、値段はかなり良心的だ。スタッフの窪田裕樹さんは「座敷は掘りごたつ式で、子連れのファミリー様もご利用いただけます。糸島野菜の鮨も人気です」と話す。二見ヶ浦サンセットの姉妹店でもあり、スタッフ皆さんのホスピタリティも高い。素晴らしいロケーションと共に、美味しい時間を過ごせる場所だ。







